製品特徴
面倒だったタンパク洗浄までこれ1本でOK
「リピジュア®」のラップオフ機能と優れた潤滑性による“こすり洗い”でレンズに付着した脂質汚れやタンパク汚れまで、しっかり洗浄できます。酵素系のタンパク除去剤と違い、すすがずにそのまま装用できます。
さらに1度落とした汚れの再付着もブロック
「リピジュア®」が形成する保水性に優れたバリア層によって、1度落とした汚れの再付着をブロックします。レンズのくもりやゴロゴロ感の原因となるタンパク汚れがレンズ表面に付着するのを防止し、クリアな視界を保ちます。
ヒアルロン酸よりも優れたうるおい成分配合
従来の「HPMC」に加え、ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を持つ「リピジュア®」を配合。Wのうるおい成分でレンズの乾燥を防ぎ、快適な装用感が得られます。さらに涙の成分であるNaClとKClを含み、瞳に優しく涙により近い性状です。
高次元での消毒力と瞳に優しい安全性を両立
大切な瞳とレンズのために、界面活性剤を含まない処方と「リピジュア®」の生体適合性により、細胞毒性が低く、高い安全性を実現。従来のMPSの課題であった消毒力と安全性の両立を高次元で達成しました。
「リピジュア®」とは
うるおい・洗浄の高分子「リピジュア®」配合!
1. 様々な分野で活躍する生体適合性物質
「リピジュア®」は、ヒトの細胞膜を構成し、涙にも含まれる成分(リン脂質)をモデルに開発された高性能な生体適合性物質です。約2,000個の分子が化学結合し、保水性に優れたバリア層を形成します。医薬品・化粧品・人工臓器など様々な分野で活躍しています。
2. ヒアルロン酸よりも優れた保湿性能
「リピジュア®」は、ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を有する高分子うるおい成分です。すでに、世界で約280社、約2,600品目※の医薬品やスキンケア化粧品の高機能保湿成分として使用されています。
※ 日油(株)調べ
人体皮膚に塗布直後と水洗1時間後の蒸散速度を比較。「リピジュア®」は蒸散を抑制し吸収を促すため、水洗1時間でヒアルロン酸の約2倍の水分保持能を示します。
3. ドライアイ気味の方でも使用できるSCLに配合
「リピジュア®」の保湿技術は、アメリカ国内でドライアイ気味の方でも使用が認められているソフトコンタクトレンズ(SCL)にも応用されています。
使用方法
レンズを取扱う前には、必ず石けんなどで手をきれいに洗い、水道水でよくすすいでください。
STEP1.こすり洗い
眼からはずしたレンズを手のひらの上にのせ、本剤を数滴つけて、もう片方の指の腹でレンズの両面を各20回程度、軽いチカラでこすります。
STEP2.すすぎ
レンズの両面をじゅうぶんな量の本剤で、よくすすぎます。
STEP3.消毒・保存
レンズケースを新しい本剤で満たし、レンズを完全に浸します。レンズケースのフタをしっかり締め、4時間以上放置することで消毒は完了です。大切な瞳とレンズのために、本剤ですすいでから装用してください。
- レンズは毎日こすり洗いしましょう。
- 使用後のレンズケースは、必ず空にして、新しい本剤でよく洗った後、自然乾燥させてください。
- レンズケース内も薬液は、必ず毎日交換してください。
- レンズケースも定期的に交換してください。
- レンズの取扱いについては、レンズの添付文書をよく読み、その使用方法などを守ってください。また調子が良くても定期検査は必ず受けてください。
使用上の注意
守らなければならないこと
- 使用説明書に記載してある使用方法を厳守してください。使用方法を誤ると消毒が不完全となり、眼の感染症や角膜潰瘍などの重い眼障害の原因となることもあります。また、それを治療せずに放置すると失明してしまうこともあります。
- レンズを取扱う前には、必ず石けんなどで手をきれいに洗い、水道水でよくすすいでください。
- 使用方法に従い、必ずこすり洗いを行ってください。
- 定められた消毒時間(4時間以上)を必ず守ってください。消毒が終わっていない状態で、レンズを装用しないでください。
- レンズを取り出した後のレンズケース内の液は必ず捨て、毎回新しい薬液を使用してください。
- 使用後のレンズケースは、必ず空にして、新しい本剤でよく洗った後、自然乾燥させてください。清潔なレンズケースを使用しないと、レンズケース内で細菌などが繁殖して眼へ感染し、角膜潰瘍などの重い眼障害の原因となることもあります。
- 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
してはいけないこと
- 本剤はソフトコンタクトレンズのこすり洗い・すすぎ・消毒・保存にのみ使用し、飲んだり、他の用途に使用したりしないでください。
- 本剤の容器の先にコンタクトレンズや指先などが触れると、細菌などのため、薬液が汚染または混濁することがありますので注意してください。また混濁したものや変色したものは使用しないでください。
- 本剤は煮沸消毒に使用しないでください。また他のソフトコンタクトレンズ用消毒液と混ぜて使用しないでください。
- 一度出した液を再びボトル容器に戻さないでください。
- 使用期限を過ぎた製品は、使用しないでください。
相談すること
- 次の人は使用前に眼科医に相談してください。
- 今までに眼のアレルギー症状(例えば、眼の充血、かゆみ、はれ、発疹、発赤など)を起こしたことがある人。
- 眼科医の治療を受けている人。
- 本剤を使用したソフトコンタクトレンズを装用中、または装用後に、痛み、充血、流涙、目やに、ゴロゴロ感(または異物感)、かすみ目、かわき目、まぶしさなどの異常を感じた場合には、直ちにレンズをはずし眼科医に相談してください。そのまま装用し続けると、眼の感染症や角膜潰瘍などの重い眼障害につながることがあります。
成分
有効成分 | 1mL中、塩酸ポリヘキサニド0.001mg含有 |
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配合成分 | 湿潤剤、等張化剤、緩衝剤、粘稠化剤、pH調整剤 |
表示指定成分 | ホウ酸 |